2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

牛肉問題での政府対応に雑談感覚で一言

米国産牛肉輸入問題で、閣議決定した政府答弁書に記された「現地での事前調査」を行わなかった件についてごく簡単に。 事前の現地調査をしなかったこと自体は問題なし。事前調査をしても、米国の特定業者や機関による脊柱の混入を避けられなかった可能性が高…

政治系アナグラム

政治に関連する言葉でアナグラムを3つ作りました。 「杉村太蔵」→「痛すぎ。恨むぞ。」 登場当初は確かに痛かったかも知れません。 「北朝鮮の拉致問題」→「今日、セイラたんの乳揉んだ」 セイラたんが誰なのかは不明です。 「皇室典範改正」→「うんこして…

私のアンテナ収録基準

当ダイアリーは「政治関連の話題限定で毎日更新」を自らに課しています。それゆえ、書きたい話題がない日も存在します。そんなときは下らない雑談で記事を埋めます。最近は色々なアンテナ等からリンクして頂いているので、雑談に終始するのが申し訳ないよう…

天皇の参拝を本気で望むなら麻生氏の態度では駄目

昨日のエントリの補足。麻生氏の靖国関連発言に対し、案の定中国が異を唱えてきました。 麻生外相発言を強く批判 新華社(共同通信) 中国の国営通信、新華社は29日、天皇の靖国神社参拝実現が望ましいとした28日の麻生太郎外相の発言を「こともあろうに天…

麻生氏の靖国・北朝鮮関連発言の件

昨日の麻生氏の発言について、幾つかのメディアを読み比べてみます。まずは毎日新聞。 麻生外相:首相靖国参拝 喫煙心理に例え中韓の対応批判(毎日新聞) 麻生太郎外相は28日、名古屋市内で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に関連して「英霊の方は…

谷垣・与謝野氏の格差認識

小泉首相はいわゆる「格差」問題について、内閣府の見解を元に「格差拡大は見せかけのもの」という認識を示しています。私はこの認識には余り賛同できません。理由はid:dslender:20060125に書いてあります。格差拡大が存在するか否かは見方によって変わりま…

読売「検証・戦争責任」の「特攻」

読売新聞の不定期連載「検証・戦争責任」を愛読しています。今日は「特攻」。「特攻入門」という感じの分かりやすい記事でした。 印象に残った箇所を1つだけ引用。 大西中将*1は特攻隊を編成する際、第1航空歓待の先任参謀に「こりゃあ、統率の外道だよ」…

首相の靖国発言を独自スタンスで報じる読売

まず、昨日の参院本会議代表質問に関する共同通信の報道から引用 靖国参拝で首相「中韓両国以外から批判ない」(産経新聞) 小泉純一郎首相は25日午前、参院本会議の代表質問に対する答弁で、自らの靖国神社参拝問題について「アジア諸国で中国、韓国以外に…

前原氏代表質問関連の各社社説

昨日の日記では、一昨日の民主党・前原氏の代表質問について、主に批判的な立場から書きました。 関連して、結果的に1日遅れの話題になりますが、前原氏の質問に関する各新聞の主張から、部分的に拾っていきます。 昨日も書いた通り、最も民主マンセー色、野…

民主党前原代表の筋違いな質問

昨日行われた民主党の前原誠司代表の代表質問についての所感を。まずは「格差」に関する質疑応答から。 「小泉改革が格差社会生んだ」(livedoorニュース) 前原代表は、自殺者の7年連続で3万人以上での高止まり、生活保護世帯の増加、正社員と非正社員の賃…

岡崎トミ子と聞いただけで

さて、上記の民主党研究会のニュースをとりあげているネット右翼ブログは、メンバーに岡崎トミ子氏が加わっているという一点だけで、会の結論はロクなものにならないと判断しているようです。まあ、そうかも知れないですが、メンバーは岡崎氏以外にも大勢い…

民主有志議員が歴史リスク研究会設立へ

戦争責任といえば、最近は読売新聞の力作不定期連載「検証・戦争責任」を真っ先に思い出しますが、民主党の有志議員も近々戦争責任を検証するための会を設立するそうです。 戦争責任検証へ研究会…民主有志議員、26日設立(読売新聞) 民主党の有志議員が、先…

「押し付け憲法論」は憲法改正の邪魔

「憲法9条改正が国民の同意を得るには」の補足のようなエントリです。 私は憲法第9条の改正に賛成です。しかし、そう簡単に改正は実現しないのが現実でしょう。少なからぬ国民が未だに9条改正に反対しているので、国民投票がネックになりそうです。改正派は…

「格差」と「困窮」のどちらが問題なのか

いわゆる「経済格差問題」に関する次の記事の内容に、ちょっとした違和感もしくは疑問点を感じました。 小さな政府で格差拡大せず 安倍、竹中氏ら反論(共同) 安倍晋三官房長官、竹中平蔵総務相らは20日午前の記者会見で、公明党の神崎武法代表らが小泉改…

戦争責任としてのテロの恐怖

読売新聞の不定期連載「検証・戦争責任」シリーズは今日で7回目。「血盟団事件」「五・一五事件」「二・二六事件」に代表されるテロの恐怖をとりあげていました。軍部が「私は構いませんが、部下がどう思うか知りませんよ」的な論法で気に入らない政治家など…

小泉純一郎氏の歴史認識

小泉さんが首相になる以前のインタビュー(月刊『現代』2000年1月号)が http://d.hatena.ne.jp/travieso/20060112/p1 で引用されていたので、ここでも紹介します。当時の小渕政権の財政政策を批判する際のたとえ話として、満州事変前後の日本に対する歴史観…

自選エントリに追加

PC用pageのサイドバーの「自選エントリ」に コメント抹殺は言論弾圧ではない を、追加しておきました。ついでに、末尾に当ダイアリーのコメント・TBポリシーを追記しました。以下、そのままコピペ。 私はコメント欄で議論するのが嫌いです。主な理由は時間を…

谷垣氏の靖国参拝への見解

谷垣財務相は、先週の段階では、首相の靖国参拝の是非に関しては慎重な(換言すれば曖昧な)見解を述べていました*1が、昨日の会見ではかなり明確に自身の見解を述べました。 谷垣財務相:靖国参拝、首相とは一線を画す立場示す(毎日新聞) 谷垣禎一財務相は…

小嶋進氏証人喚問への感想

職場への移動中に書いています。 ヒューザー社長の小島進氏の証人喚問は、最初から公明党の佐藤茂樹議員の質問まで見ました。残念ながら時間切れ。証言拒否が多く、議場はブーイングの嵐という感じ。 先月の姉歯元建築士の場合は、証言によって自分の立場が…

レスター・テニー氏は某市民団体の味方ですが…

保守派の有名はてなダイアリー「愛・蔵太の気ままな日記」*1の今日のエントリ [リベラル]ユダヤ人団体をあおっている日本の団体について で知ったのですが、上記のレスター・テニー氏は「三菱広島元徴用工被爆者裁判を支援する会」*2という市民運動を支援し…

笹幸恵氏の記事への抗議

「バターン死の行進」記事、ユダヤ人団体が文春に抗議(読売新聞) 日本軍が捕虜米兵らを炎天下歩かせた「バターン死の行進」についての月刊「文芸春秋」の記事が「歴史を誤って伝えるものだ」として、ユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター…

渡辺恒雄の「論座」での発言集(後)

昨日のid:dslender:20060114#p2に引き続き、「論座」2月号の渡辺恒雄氏と朝日新聞・若宮論説主幹との対談記事から。今日は、防衛観や憲法観などに関わる部分を引用します。若宮氏と意見が異なる部分もあるので、関連する若宮氏の発言も同時に載せます。 若宮…

渡辺恒雄氏の「論座」での発言集(前)

さて、「論座」2月号における戦争責任や靖国参拝問題についての渡辺恒雄氏の発言の中から印象に残ったものを引用してみます。これらは朝日の若宮論説主幹と概ね意見が一致しています。 僕は学生時代から本当に反戦を主張してきました。先の戦争で、何百万人…

読売戦争責任特集はまだ続く

戦争責任問題に熱心な読売新聞の不定期連載「検証・戦争責任」は昨日で6回目。日本の経済観や財閥等の責任を検証していました。財閥に関しては確かに戦争に協力した面もあったが責任は重くない、という感じの論調。ゆえに、過去の5回の記事に比べればややイ…

続・総裁選関連の牽制合戦(?)

id:dslender:20060111#p1に引き続き、総裁選関連の興味深い発言を2つほど。森前首相の発言は相変わらずの面白さ。 選挙に勝てる総裁は意味ない 小泉首相を批判(毎日新聞) 森喜朗前首相は12日、東京都内で講演し、小泉純一郎首相が「ポスト小泉」は選挙に…

中国からの報道規制要求について

3日遅れ。既に各所の保守派やネット右翼系ブログで見かける話題ですが…日本の「中国脅威論」に懸念表明 局長級協議で中国側(朝日新聞) 日中関係を重視する朝日新聞らしく、様々な背景まで詳しく書かれていますが、ひとまず崔天凱アジア局長が日本に対して報…

中国進出の可否は企業自身が決めるべきこと

12月25日のエントリで言及した文芸春秋社の「諸君!」2月号の「中国に物言えぬ財界人よ 「社益」を排し「国益」を直視せよ」という記事について書きます*1。中嶋嶺雄(国際教養大学学長)氏と中條高徳(日本国際青年文化協会会長)の対談記事。 朝日新聞社の…

「論座」2月号購入

職場の休憩中。KFCで食事中にモブログです。 朝日新聞社の雑誌「論座」2月号を購入。この雑誌を買うのは初めて。お目当てはもちろん渡辺恒雄氏と朝日の若宮論説主幹との対談。ナベツネ氏は表紙まで飾っているとは。 対談を読了しました。近日中に感想を書き…

靖国と総裁選絡みの牽制合戦?

最近、首相の靖国参拝への懸念発言が目立つ山崎拓氏は、総裁選への出馬も噂されています。 自民・山崎氏「靖国参拝、総裁選の争点に」 (日経) 【シンガポール=共同】自民党の山崎拓前副総裁は10日、シンガポールのホテルで同行記者団と懇談し、今秋の自民党…

mumurブログによる根拠薄弱な批判の件

この年末年始にネット右翼界で話題騒然だったブログ記事といえば、有名なネット右翼ブログ「mumurブログ」の2つのエントリでしょう。 毎日新聞と朝日新聞が同じ内容の靖国参拝批判社説を掲載する(12月28日) この日、毎日と朝日が類似内容の靖国批判を社説に…