2005-01-01から1年間の記事一覧

hankakueisuuさんに「間違っている」と言われました!

先日のエントリ中国食物論もしくは松屋論で、「真性引き篭もり」のブログ記事を好意的(のつもり)に引用しましたが、それとは意見を異にするブログにも賛同できる旨を書いたところ、hankakueisuuさんに「無神経」「間違っている」と言われてしまいました。…

靖国問題さえ解決すれば日中関係が良くなるか否か

「靖国問題が解決すれば日中関係が良くなる」は真か偽か? “良くなる”が“完全改善”を指すとすれば、明らかに偽です。日中関係の懸案事項は靖国問題だけではないからです。 しかし、ほんの僅かな関係改善でも“良くなる”に含めるなら、真である可能性があると…

上海領事館員自殺事件への所感

外務省、ウィーン条約に違反と中国を批判…館員自殺で(読売新聞) 昨年5月に自殺した中国の在上海日本総領事館の男性館員が、中国側から外交機密に関する情報提供を強要されたとする遺書を残した問題について、鹿取克章外務報道官は28日の記者会見で、「中…

たばこ税・将来的には一般財源化を

たばこ増税に対して、一部の人々から反対の声が上がっているようです。そのような意見のブログを幾つか見てみましたが、殆どは喫煙者の方。私は非喫煙者なので、この増税は痛くも痒くもありません。 たばこ増税の是非については、喫煙者か否かで考え方が大き…

中国食物論もしくは松屋論

(以下は今年の9月10日に別所で書いた文章です) ご存知の方も少なくないと思いますが、8月のはじめごろ、次のようなブログ(とは言ってもエントリ1つだけ)がWebの一部で話題になりました。 アジアの安全な食べ物:中国の7色に輝く河川と食品 汚染された川…

「アジアの安全な…」が「このブログがすごい!」に選ばれた件

先日の12月16日に発売された宝島社の『このブログがすごい!』を立ち読みしました。今年話題を集めたブログ アジアの安全な食べ物:中国の7色に輝く河川と食品 が1位に選ばれていました。一瞬驚きましたが、宝島社の人が選ぶのならあり得るかな、と思い直し…

読売の中国特集

今日の読売朝刊に、高村元外相ら3人の座談会形式による中国特集が載っていました。現在の様々な中国関連の話題の概観に適した記事。中国が抱える問題点は冷静に記述され、説得力満点。 昨日、「諸君!」の感情的嫌中論を読んだばかりなので、読売の記事が相…

「諸君!」2月号を買ってみた

この時期、個人的に忙しいですし、政治関連の目新しいニュースにも乏しいので、更新するのが辛いです。そもそも、政治系限定ブログで毎日更新を標榜すること自体、多少無理があるのかも知れません。 そんなわけで、メディア関連のの雑談を。 文芸春秋社の「…

天皇誕生日の翌日

昨日の天皇誕生日記念を兼ねて。 今年の6月頃、岩見隆夫『陛下の御質問―昭和天皇と戦後政治』(文春文庫)を読了しました。当時はここは未開設。メインブログに書いた感想を、ほぼそのままこちらに転載しておきます。政治系ブログに相応しい内容なので。陛下の…

防衛庁の「省」昇格問題と公明党

防衛庁の「省」への昇格について、今月初め頃に公明党の幹部が条件付で容認したものの、党内からは異論が相次いでいる件について。 公明の「防衛省」論議、越年へ…党内に慎重論根強く(読売新聞) 防衛庁の「省」昇格問題で、公明党執行部は21日、当初目指し…

経済産業研究所長による中国経済分析

昨日のエントリid:dslender:20051221の補完として。 経済産業研究所(RIETI)の所長である吉富勝さんの文章にリンク。特に引用はしませんが、実務的な経済の専門家から見た現在の中国経済の問題点が、とても分かりやすく書かれています。 中国が抱える2つの内…

旗旗さんの投稿規程

左翼ブログとして有名な「旗旗」さん*1の記事にリンク。 投稿規程にかえて これは、私が今年の12月5日に書いたコメント抹殺は言論弾圧ではないと同様な趣旨。要するに、コメントやトラバの削除や閉鎖はブログ主の当然の権利であり、煽りや荒らしコメントで新…

中国とは依然として政冷経熱

朝日新聞で紹介されていた中国新華社通信の主張が少し面白かったので引用&感想を。 日中関係、「政冷経熱」が「政冷経涼」に 新華社通信(朝日新聞) 中国の国営新華社通信は19日、今年の日中関係を振り返る論評を発表した。小泉首相の靖国神社参拝によって…

大戦時の日本の国際感覚

4日遅れですが、速報の必要性はないと判断して、今日書きます。 戦争責任問題に熱心な読売新聞の不定期連載「検証・戦争責任」は12月16日で5回目。この日のテーマは「日本の対外認識と国際感覚」というテーマでした。 幾つかの観点から、先の大戦時における…

読売社説で台湾情勢入門

今朝の読売社説は現在の台湾情勢の入門に相応しいので、リンク&一部引用しときます。 その前に超基礎知識を簡単にまとめ。現在の台湾政府の与党は、陳水扁総統が率いる民進党で、中共との対決姿勢を打ち出しています。一方、現在の野党第一党は国民党で、こ…

フクダユウイチさん復活!?

id:yuichi_rx7 おおお、何とこれほど早く復活するとは。本物だとしたら、今度はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、楽しみです。切れ味鋭い「国内外の出来事に対する感想」を期待します。

桜魂の論理

昨日に引き続き、ネット右翼市会議員・いかるが卓徳氏のブログ「桜魂」について。 id:dslender:20051217を書く際、ここにトラックバックを打っていたのですが、エログのSPAMもろとも見事に削除されました。どうやら、いかるが氏は批判的なTBは削除する方針の…

フクダユウイチ氏のアカウント削除に思う

フクダユウイチさんが、いきなり、はてなダイアリーもアカウントも消してしまいました。 私とは細かい主張も方法論も異なるものの、反・ネット右翼では共通しているので、ある種の親近感を覚えていました。当ダイアリーでも過去に何度かとりあげました。それ…

金属片についてのエピソード

「桜魂」の話を出したついでに、今年の6月5日に私の裏ブログに書いた内容の一部を以下に転載しておきます。 (以下、私の文章を転載) 先ほど、ネット右翼系のブログ「桜魂」で、「ガードレールの金属片は北朝鮮だと思う」と書いてある記事を見ました。http:…

市会議員が火病ってます

ネット右翼属性を持つ市会議員として有名(?)な、福岡市の大野城市議会議員・いかるが卓徳氏のブログ「桜魂」の今日のエントリに思わず笑ってしまったので晒しておきます。 NHKに対し「平和」より「拉致」を訴えろ!の抗議・要望を! NHK紅白歌合戦に吉永…

イラク戦争観と対米認識

ブッシュ大統領がイラク戦争開戦時の情報判断に誤りがあった責任を認めつつも、開戦そのものは正当だと認識した件についての小泉首相の見解について。 首相、イラク開戦支持「反省点ない」(朝日新聞) 小泉首相は15日、ブッシュ米大統領がイラク戦争開始の…

福島瑞穂さんの誘惑

さて、次は社民の動きをとりあげます。批判というわけではないですが。 「反前原」なら社民へどうぞ 福島氏、離党の誘い(朝日新聞) もしも民主党“左派”が合流したら、社民党にとっては結構プラスになると思われます。何故なら、民主党支持者の中には、“反自…

志位氏が前原氏を「売国外交」と批判した件について

今日は、珍しく共産党や社民党の人の発言をとりあげます。私の政治的基本姿勢はこの両党からは大分離れていますが、普段は批判したりしません。他の保守派ブログがやっていることを、私ごときがわざわざ繰り返す必要はないと思っているからです。 しかし、今…

万人の利益になる政治的決断など滅多に無い

皆が満足して万人の利益になる政策が存在するならば、素直にそれを採用すれば良く、議論の余地はありません。しかし、そんな“究極理想的な”政治的決断など滅多にないのが現実。だからこそ、多数の政党や多様な政治的主張が存在し、政治ブログ界も盛り上がる…

前原外交に関する千差万別の評価

昨日の記事では、前原氏の米国での講演についての記事を書きました。その後、いくつかのブログを見て回りましたが、やはり意見は千差万別。 保守派もしくはネット右翼ブログには、前原氏の「軍事的脅威」への懸念や、防衛観・国家観を評価しながらも、「国に…

公文書に見る日米交渉

読売新聞のサイトのリンク経由で、国立公文書館・アジア歴史資料センターが製作したインターネット特別展 公文書に見る日米交渉 の存在を知りました。一部工事中のpageがありますが、内容は充実しているようです。あとでじっくり読もう。

前原氏の「中国脅威論」は拙かったか

12月9日のエントリ「前原氏の具体的な改正提言」では、民主党の前原代表の講演内容のうち、憲法9条改正の必要性に直接関わる部分だけを取り出して高評価してみせました。「中国脅威論」をぶちあげた部分については、「言いたいことはわかるけど表現的に如何…

昭和天皇の歴史認識

新しい話題がないので、ここを開設する前の今年6月11日にメインブログに書いたエントリをそのまま転載しておきます。 ────(以下転載)──── 毎日新聞の岩見隆夫氏のコラム「近聞遠見」の本日付の記事が興味深かったのでリンクしておきます。 昭和天皇の「中…

竹島問題早分かり

以前、いわゆる北方領土について、北方領土特集という記事にしました。竹島問題についても、ごく簡単にまとめておきます。 竹島に対する政府の公式見解は竹島問題(外務省)に書かれていますが、「国際法」とは具体的に何なのか分からないので入門には不向き…

いまひとつ話題がないので

一応ここは政治関連の話題に限定しています。にもかかわらず自らに毎日更新を課しています。話題がないときは更新が困難ですが、敢えて困難に立ち向かう男気を見よ(嘘)。 そんなわけで、今日は、ここを開設する以前にメインブログで書いた「竹島問題早分かり…