小嶋進氏証人喚問への感想

職場への移動中に書いています。


ヒューザー社長の小島進氏の証人喚問は、最初から公明党佐藤茂樹議員の質問まで見ました。残念ながら時間切れ。証言拒否が多く、議場はブーイングの嵐という感じ。


先月の姉歯建築士の場合は、証言によって自分の立場が更に悪くなる可能性が小さかったからか、率直に回答していた印象を受けましたが、小島氏の場合は特定の政治家の利害が関わっていますし、自身が宅建法違反や詐欺に問われるか否かの瀬戸際にあるので、慎重にならざるを得ないのでしょう。このようなケースでは、証人喚問だけで真実を明らかにするのは無理があるのかも知れません。


ですから私も端から期待はしていませんでしたが、それにしても今日の小島氏はしょっぱかった(プロレス用語)です。拒否するにしても、「〜もいい加減にして欲しいですねえ、全く」程度のパフォーマンスを見せて欲しかったのですが……喚問では無理か。


ちょっと面白かったのは、公明党佐藤議員が質問時間のラストを民主党永田寿康衆院議員への批判で締めくくったこと。詳しくは次のpageで。永田氏が自分の国政報告会で「耐震偽装被害住民は火をつけたくてしょうがない」と発言した件。
民主・永田議員の暴言が問題に“耐震偽造被害者に放火願望”公明新聞
私も民主党の永田氏は好きにはなれませんが、公平に見て、小嶋氏の喚問の場で持ち出すのは如何なものでしょう。とは言え、視聴率が高いので多くの国民の目に留まったのは確かです。実際、私も先日の永田発言は初めて知りました。


公明党永田寿康議員は浅からぬ因縁があります*1。これを機に公明 vs 永田バトルが勃発するのも面白いかなあと思った昼下がり。


うーん、今日の文体はいつもと芸風が違いますが、まあ良いではありませんか。