メディア

もしも私がマスコミの報道関係者だったら「イスラム国」呼称をどう考えるか(または呼称を変えたがらない理由の推測)

いわゆる「イスラム国」呼称問題について、これまで何度かTwitterで断片的に書いてきましたが、自分の意見を整理する意味でここにまとめます。まずは問題点の整理から。今年になって、中東の地で2人の日本人が殺害された事件を機に、過激派組織ISに関する報…

ナベツネ若宮対談単行本化

今朝の読売新聞に、朝日新聞社『「靖国」と小泉首相』の広告が載っていました。緊急出版!だそうです。「論座」2月号に掲載され反響を呼んだ渡辺恒雄氏と若宮啓文氏の対談記事*1を本にしたもの。「資料も充実!」だそうです。 仕事の休憩中に職場近くの書店…

「Yahoo!みんなの政治」が新登場

http://seiji.yahoo.co.jp/ 国会議員検索とか議案検索とかもできるのね。

朝日新聞のジャーナリスト宣言

私のメインブログ「でも、私には今がある」にも書きましたが、政治系ブログであるここにも書いておきます。 電車内で見かけた朝日新聞の広告のコピーが格好良いので引用。言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている。言葉のチカラを…

首相の靖国発言を独自スタンスで報じる読売

まず、昨日の参院本会議代表質問に関する共同通信の報道から引用 靖国参拝で首相「中韓両国以外から批判ない」(産経新聞) 小泉純一郎首相は25日午前、参院本会議の代表質問に対する答弁で、自らの靖国神社参拝問題について「アジア諸国で中国、韓国以外に…

レスター・テニー氏は某市民団体の味方ですが…

保守派の有名はてなダイアリー「愛・蔵太の気ままな日記」*1の今日のエントリ [リベラル]ユダヤ人団体をあおっている日本の団体について で知ったのですが、上記のレスター・テニー氏は「三菱広島元徴用工被爆者裁判を支援する会」*2という市民運動を支援し…

笹幸恵氏の記事への抗議

「バターン死の行進」記事、ユダヤ人団体が文春に抗議(読売新聞) 日本軍が捕虜米兵らを炎天下歩かせた「バターン死の行進」についての月刊「文芸春秋」の記事が「歴史を誤って伝えるものだ」として、ユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター…

渡辺恒雄の「論座」での発言集(後)

昨日のid:dslender:20060114#p2に引き続き、「論座」2月号の渡辺恒雄氏と朝日新聞・若宮論説主幹との対談記事から。今日は、防衛観や憲法観などに関わる部分を引用します。若宮氏と意見が異なる部分もあるので、関連する若宮氏の発言も同時に載せます。 若宮…

渡辺恒雄氏の「論座」での発言集(前)

さて、「論座」2月号における戦争責任や靖国参拝問題についての渡辺恒雄氏の発言の中から印象に残ったものを引用してみます。これらは朝日の若宮論説主幹と概ね意見が一致しています。 僕は学生時代から本当に反戦を主張してきました。先の戦争で、何百万人…

読売戦争責任特集はまだ続く

戦争責任問題に熱心な読売新聞の不定期連載「検証・戦争責任」は昨日で6回目。日本の経済観や財閥等の責任を検証していました。財閥に関しては確かに戦争に協力した面もあったが責任は重くない、という感じの論調。ゆえに、過去の5回の記事に比べればややイ…

産経抄の印象批判を批判する

産経新聞は、ごくたまにですが、そこいらのネット右翼ブログ並みの低レベルな煽り的言論を行います。1月6日付けのコラム「産経抄」から、1月5日朝日社説を批判した箇所を引用。 ▼寒いといえば、五日付の「私たちこそ理解できぬ」と題した小泉首相の靖国神社…

ネット選挙解禁に向けて

元日の毎日新聞には、自民党の世耕弘成参議院議員、民主党の鈴木寛参議院議員、および2ch管理人の西村博之氏の座談会が載っていました。ネット選挙:政治は変わる?3者座談会 世耕弘成氏/鈴木寛氏/西村博之氏各氏の発言から興味深い箇所を引用して所感を…

「諸君!」2月号を買ってみた

この時期、個人的に忙しいですし、政治関連の目新しいニュースにも乏しいので、更新するのが辛いです。そもそも、政治系限定ブログで毎日更新を標榜すること自体、多少無理があるのかも知れません。 そんなわけで、メディア関連のの雑談を。 文芸春秋社の「…

ブログと政治の将来

ここは政治系の話題に限定しているので、ITmediaの記事にリンクするのは珍しいのですが、自民党のネット対応担当とも言える世耕弘成参議院総務委員長のインタビューが載っていたのでとりあげます。 「ブログで政治報道変わる」――自民党・世耕議員 記事前半は…

安倍官房長官出演報道比較

昨日、安倍官房長官が出演した番組の内容報道について。まず毎日新聞の記事から。 安倍官房長官:タカ派を否定「中国の人たちは大好き」 安倍晋三官房長官は13日、民放の報道番組で、中国などへの強硬姿勢から「タカ派」と言われることについて、「個々の…

産経の感情的な新追悼施設批判

大新聞がらみなのでカテゴリを「メディア」にしますが、内容的には「ネット右翼」の方が相応しい話題です。 11月11日付の産経新聞の小コラム「産経抄」は国立戦没者追悼施設批判。批判するのは構わないのですが、一部、客観的正当性皆無な悪質批判が書かれて…

大峰山強行登山報道に思う

1週間前のニュースに関連する時期遅れの記事ですが… 女人禁制の大峰山で女性ら3人が登山強行(朝日新聞) 女人禁制が1300年間続く修験道の聖地、奈良県天川村の大峰山への登山を目指すと公表していた性同一性障害を持つ人ら35人のグループが3日、現地…

前原誠司氏ブログ開設計画に思う

「前原ブログ」開設検討…民主、メディア戦略を強化(読売新聞) 民主党は党機構改革の一環として、メディア戦略の強化に乗り出す。 同党は衆院選で64議席を失った敗因を「自民党が改革政党で、民主党は抵抗勢力だというレッテルを張られた」(前原代表)と分…

不正確な見出しのつけ方

スポーツ報知の政治関連記事は余り注目されていないので、どうでも良いのかも知れませんが、さすがに次の記事は、公共メディアの文章として相応しくないと思います。 ホリエモン、太蔵議員に関心なし バッサリ…イロ物扱い(9月24日の報知) “想定外”当選を果た…