読売の中国特集
今日の読売朝刊に、高村元外相ら3人の座談会形式による中国特集が載っていました。現在の様々な中国関連の話題の概観に適した記事。中国が抱える問題点は冷静に記述され、説得力満点。
昨日、「諸君!」の感情的嫌中論を読んだばかりなので、読売の記事が相対的に大傑作に見えました。読売の特集記事がWeb上に載らないのは残念。
やはり、最近の嫌中風潮は好きになれません。「社会派DS」は、改めて「反・反中宣言」をしておきます。“反・反中”は“親中”とはちょっと違います*1。13億の民を抱える中国の潜在力に敬意を表した上で、批判すべき点は冷静に批判しよう、ということです。
*1:たとえば私自身、「米国と中国のどちらかを選べ」と言われたら米国を選びます。しかし、現在の国際情勢はそのような究極の二者択一を要する状況とは思えません