「諸君!」2月号を買ってみた

この時期、個人的に忙しいですし、政治関連の目新しいニュースにも乏しいので、更新するのが辛いです。そもそも、政治系限定ブログで毎日更新を標榜すること自体、多少無理があるのかも知れません。


そんなわけで、メディア関連のの雑談を。


文芸春秋社の「諸君!」2006年2月号は、いわば“反・中国特集”。普段ならこの系統の雑誌を買うことはないのですが、“中国に物言えぬ財界人よ 「社益」を排し「国益」を直視せよ”という、自由主義経済の精神を否定するかのような見出しが目に付いたので、思わず購入してしまいました。感想は、後日気が向いたら書きます。


他にも、“もし中国にああ言われたら、こう言い返せ”という見出しの特集もありました。


以前にも書きましたが、一部の保守派連中は何故中国を毛嫌いするのでしょう?? 私には全然理解できません。私も現状の中共政府が好きなわけではないですよ。中国が国内に様々な問題点を抱えているのは事実ですし、彼らの言い分の中に事実にそぐわない言いがかり的が含まれるのも事実ですし、軍事的な動きにも十分警戒すべきなのは当然ですが*1、全否定するような勢いで嫌うよりも、懸念材料を十分に認識した上で適度な距離を保って接する方が賢いと思うんですけどねえ。

*1:だからと言って、具体性に乏しい「中国脅威論」をぶち上げるのは賢くないと思いますが