前原外交に関する千差万別の評価

昨日の記事では、前原氏の米国での講演についての記事を書きました。その後、いくつかのブログを見て回りましたが、やはり意見は千差万別。


保守派もしくはネット右翼ブログには、前原氏の「軍事的脅威」への懸念や、防衛観・国家観を評価しながらも、「国に責任のある公職者は靖国参拝すべきではない」に失望、という趣旨が目立ちました。


ちなみに、私自身は靖国参拝賛成派ではありませんが、「首相といえども信教の自由がある」という信念を持っているので、「首相は靖国参拝をやめるべし」と一度も書いたことがありません。参拝しないに越したことはないと思っていますが。


また、前原氏の持論に概ね賛成で、中国に対する強気姿勢も評価しながらも、不必要に怒らせないように気を配るべし、という論調のブログもありました。リンクしておきます。
前原氏の「中国脅威論」は拙かったか(社会派DS)
自分のブログじゃん。


一方、親中派を自任する方のブログの中には、前原氏の靖国観には共感するが、ネオコン的国家観は余りよろしくなく、実際に中国の軍事力は脅威的ではない、という趣旨のものもありました。


個々人の国家観、対中観、靖国観によって大きく評価が変わるこの話題は、最も個人の政治系ブログで扱われやすい類のネタであることは確かでしょう。