読売の戦争責任アンケート

何故か戦争責任問題に熱心な読売新聞のアンケート結果が今日の紙面に載っていました
戦争責任の議論「不十分」が約6割…読売世論調査

読売新聞社は、15、16の両日、全国世論調査(面接方式)を実施し、先の大戦に関して国民の意識を探った。


 その結果、当時の日本の政治、軍事指導者の戦争責任問題に関する議論について、「あまり」あるいは「全く」されてこなかったと思う人が58%に上り、「十分に」「ある程度」されてきたと思う人(30%)を大きく上回った。


 戦争責任について、「大きな責任があったと考える人」を複数回答で挙げてもらったところ、「陸軍や海軍の指導者」を挙げた人が67%で最も多かった。次いで「首相」33%、「政治家」27%、「天皇」19%などの順だった。


 また、中国との戦争、アメリカとの戦争が「ともに侵略戦争だった」と考える人と、「中国との戦争は侵略戦争だったが、米国との戦争は侵略戦争ではなかった」と考える人は各34%。「ともに侵略戦争ではなかった」と考える人は10%にとどまった。


 日本がアジアの人々に多大な被害を与えた責任について、「もう感じなくてよい」と考える人は45%。これに対し、感じ続けなくてはならないと考える人は、「あと10年〜30年ぐらい」の計13%と、「その後もずっと」の34%を合わせると47%だった。


 本人や肉親に戦争の体験や記憶がある人がいるかどうかでは、「いる」が65%で、1981年の同様調査に比べ23ポイント減少した。
実際のアンケートの質問文がどういうものかは判りませんが、記事から推測できる範囲で私も回答してみます。

軍事指導者の戦争責任問題に関する議論について
余りなされていない。日本人に対する開戦責任や敗戦責任はもっと追求されるべきだと思います。
大きな責任があったと考える人
首相を含めた当時の政治家。「首相」「政治家」の選択肢があるようですが、選ぶのに困ります。
侵略戦争だったか否か。
対中戦争は明らかに侵略戦争。対米戦争は違うでしょう。外国の領土に侵攻してそこから利権を得ることを目指すのが侵略戦争
日本がアジアの人々に多大な被害を与えた責任について
責任は永遠に感じ続ける方が望ましいと思います。だからといって現在の外交問題に弱腰になる必要はないと思いますが。過去は過去。未来は未来。
本人や肉親に戦争の体験や記憶がある人がいるか
肉親にはいます。