「スコヴルテイチョウ」が進化しています

先日http://d.hatena.ne.jp/dslender/20051109でとりあげた「スコヴルテイチョウ」のフクダ ユウイチ氏が、先日からlivedoorでブログを書き始めていることに昨日気付きました。


なにものかのひとりごと


私は「スコヴルテイチョウ」には言葉遣いの面で批判的でしたが、「なにものかのひとりごと」はその点では穏当。読みやすくなったと思います。


11/16のエントリのテーマには驚きました。
紀宮結婚を騒ぎ立てる日本列島の薄気味悪い空気を感じて
要するに、皇族を特別扱いするのはおかしい、皇族が税金で生活しているのには納得いかない、という趣旨。20年くらい前までは、同じような考え方を持つ人はそこそこ居たと思います。しかし近年は、皇室の方々の人柄が報じられる機会が多くなるにつれ、政治的に“左寄り”でも皇室は認めるという人が増えていると思います。だから、徹底的な皇室制度否定論が読める「なにものかのひとりごと」には希少価値を感じます。


私自身は彼の論に同調しませんが*1、そういう考え方が存在するのは悪くないと思います*2


さて、エントリーのコメント欄には、案の定反論が多数。同意を得難い主張なのでそれは当然か。ただ、少数ながら同調意見も書き込まれていますし、反論コメントも根拠明快なものの方が目立ちます。はてなダイアリー時代に比べればかなりの進歩かと。


ただ、例によって、反論になっていない愚かな煽りをする馬鹿ネット右翼も見受けられます。

南港の水は冷たいが、琵琶湖の水も冷たいですよ。。。。
あなたが明日も、明後日も此処を更新できるように祈っています。
知ってます?
菊は天皇家、鶴は創価学会
どちらとも突っ込みすぎると存在を抹消されますよ
見る人によっては悪質な脅迫にも取れます*3。この種の書き込みは2ch等でも時々見かけますが、本気でそう思ってるのかなあ。マジレスすると、単に批判するだけなら何の問題もないですし、ましてや「抹消」されるわけはありません。虚偽の事実に基づく批判なら名誉毀損で訴えられても仕方ないですが。


ともかく、フクダ ユウイチ氏には、今後も独自の視点でブログを書き続けて欲しいと思います。

*1:いつの日か、私の皇室観を語る記事を作ろうと思います。詳しくはそのときに

*2:1箇所だけ「普通の日本人なら皇室関係者の結婚なんて興味ない」のところは、自論を普遍的な論だと決め付ける強引さを感じました。一般に、他者を批判する際には「皆がそう思っているから」という根拠を使うのは良くないと思います。そう思わない人の反感を買う可能性が高いからです

*3:実際、コメント欄でも釘を刺している方がいらっしゃいました