保守派

教科書・拉致・靖国…メンバー相次ぐ落選 自民「保守派」思わぬピンチ

 衆院選自民党圧勝の陰で、党内でも日本の歴史や伝統、国益を重視する理念的な「保守派」がガタガタになり、立て直しを迫られている。郵政法案に反対票を投じ公認を外されたり、落選したりしたケースが少なくないためだ。保守派のまとめ役を安倍晋三幹事長代理が担ってきたことから「安倍シンパの分断選挙になった」(自民党筋)との声もあり、「ポスト小泉」選びにも微妙な影を落としそうだ。


 「保守派にとっても安倍さんにとっても、大きなダメージだろう。保守系議員連盟はみんな、ズタズタになった」


 自民党関係者は現状をこう解説する。小泉純一郎首相は衆院選郵政民営化の是非を問うたが、その“副作用”は教科書、拉致事件、首相の靖国神社参拝、教育基本法改正、人権擁護法案…とさまざまな分野に及ぶ。
今回の選挙で、各所の保守派ブログやネット右翼ブログで小泉首相不支持に回る人が結構目立ちました(ex. 西尾幹二氏とか「桜魂」とか)。原因はどうやら、人権擁護法案や教科書問題や靖国問題などで彼ら好みの主張をする政治家の中に、郵政民営化法案に反対する人が少なくなかったことにあるようです。


私自身は、自由主義史観(反自虐主義)の主張自体が大嫌いですし、国益に反すると思っています(中韓などに要らぬ反感を呼び起こすから)。その意味でも、今回の選挙結果には万々歳なのです。


今後、このブログでは「自虐主義的保守派」としての主張をしていく予定です。