不定期更新宣言

心ならずも、更新を2日間サボってしまいました。仕事などが忙しいのですよ。

当分、不定期更新態勢でまいります。時間に余裕があり、かつ書きたいテーマがあるときに更新します。

これだけで終わるのも何なので、今朝の各紙朝刊に載った民主党と永田議員の“偽メール謝罪広告”の画像を添付しておきます。新聞を見逃した方の参考に……って、全然意味ないね。

映美くらら

おはようございます.フジテレビの政治系番組「報道2001」を観ています.オフィス設計のCMに出演している女性が可愛いので,誰かと思って調べてみたところ,映美くららさんという人でした.
オフィス設計のサイト映美くらら公式サイト
元・宝塚の人でしたか! やはり只者ではありませんでした.

量的緩和解除について

昨日の各紙朝刊のトップは軒並み日銀の量的緩和政策終了のニュースでした.国民生活への直接の影響が少ない金融政策だけに,量的緩和とは何であるか知らなかった人も少なくないでしょう.今から私が1段落で強引にまとめてみます.


日銀が行う金融政策のうち,市場に出回る資金を増やす方向の政策を「金融緩和」と言います.現在も継続中の「ゼロ金利政策」も金融緩和政策の一種.さて,量的緩和とは、資金の量そのものを大量に増やす政策*1.具体的には,市中銀行向けの日銀の当座預金残高を増やします.銀行は日銀当座預金を用いて企業などにお金を貸すのですが、量的緩和状態のもとでは残高がたっぷりあるので,“金融不安”は解消され,企業は安心してお金を借りて経済活動を行うことができます*2量的緩和の最大のメリットはこの安心感だという説もあります.結果的に景気が(緩やかにですが)回復傾向に突入したので、日銀はこのたび量的緩和政策の終了に踏み切ったのです.


もう少し詳しい説明を要するなら,次のWeb pageが初心者向けだと思います.最新のニュースも反映していますし,日銀と政府の立場の違いなども分かりやすく書かれています.http://www.findai.com/yogo/0241.htm(金融大学)


量的緩和解除発表後,株価は一時的に上昇しました.とりあえず市場は決定を好意的に受け止めたと判断できます.実際,ゼロ金利政策は継続中なので,今後の経済にさほどの影響を与えることはないだろう,と推測しておきます.

*1:量的緩和は,世界では殆ど例を見ない異例の金融緩和だそうです

*2:量的緩和状態でも,不良債権整理の名目で中小企業への貸し渋りが行われていたのは良くない,という指摘も(主に現政権に批判的な人々から)なされています.例えばhttp://blog.goo.ne.jp/e-hori/e/c8f481eb88374b32fdb5d5713f3391e1

ガス田中国提案は僅かながら進歩

id:dslender:20060305#p1でとりあげた東シナ海ガス田開発問題に関する日中局長級協議の話題です。


昨日の一部報道では、「中国側からは尖閣諸島周辺の日本領海での共同開発提案」となっていました。その報道を聞いた瞬間は、「中共は何というトンデモ提案をするのか」と呆れてしまいましたが、実際の提案は違っていたではありませんか。


尖閣・領海は含まず、ガス田共同開発…中国の提案判明(読売新聞)

 東シナ海天然ガス田問題で中国側が共同開発を提案した「尖閣諸島周辺」海域は、尖閣諸島より北側で、尖閣諸島と日本の領海は含まれていないことが10日、わかった。

 中国側のもう1か所の共同開発提案の対象である「日韓大陸棚共同開発区域周辺」は、日中中間線付近のガス田「翌檜(あすなろ)」(中国名・龍井)に隣接していることも判明した。

 日本側は、この中国提案を拒否しているが、「中国側が、日本が共同開発を求めている4ガス田の海域を含める方向に歩み寄れば、検討に値する」として、中国側に譲歩を求める構えだ。

 中国側が尖閣諸島の隣接海域の共同開発を提示した意図について、日本政府関係者は「中国は、日本の尖閣諸島の実効支配にくさびを打ち込むため、拒否されることを承知の上で提案し、時間稼ぎを狙ったのではないか」と指摘する。「台湾をけん制する狙いもあるのでは」との観測もある。

 一方で、中国側の提案が翌檜の隣接海域を含んでいることについては、日本政府内に「中国案を全面的に否定するのは得策ではない。翌檜の共同開発を認めさせたうえ、さらに日本案に近づける方法もあり得る」と評価する声もある。

中国提案の中で、日韓大陸棚の方が中国側海域を含んでいることは、ほんの僅かですが進歩だと言えるでしょう。この調子で粘り強く交渉していけば良いと思います。対話が大事。9月の小泉首相の退陣までに完全決着するとは思えないので、総裁選ではこの件を論点の一つにすることも面白いのではないか、と思います。

mumur2氏がジョーク宣言

先日のid:dslender:20060225#p1やid:dslender:20060227#p1でとりあげたmumur2氏mumur氏について「mumurは頭は良い」と何度か書いています。実は私も同感。mumur氏の批判文の書き方や嫌韓思想*1には同感できませんが、情報分析能力は秀でていると思います。たとえば、私を批判したhttp://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50391880.htmlでも、私が言いたかったことをほぼ正確に理解した上で自論を展開していたと感じました*2。賛同はしませんが。


そして、mumur氏へのカウンターブログを立ち上げたmumur2氏も、同等かそれ以上に頭が良いと思っています。持論と異なる立場の人の思考をトレースできるというのは、素晴らしい能力だと思います。私が「バランスが取れている」と評した理由は、主にこの点にあります*3


さて、mumur2氏は、ブログの最新エントリ(たぶん最終エントリ)で、「リアル包茎 mumurブルログ」がジョークであったことを公表しました。

このブルログはジョーク商品です。

最初はネタで1週間ほど更新する予定だったのですが

勢いがついてしまって3週間近くも運営してしまいました。

mumurさんとmumurブルログの常連の皆さんへの

悪口雑言を死んでお詫びいたします。

コメント欄から引用。

ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…
釣りだったんディスカ・・・


まぁ、われわれはいいけど、
社会派DS氏は立場ねーだろうなぁ
同情を禁じえない。(w

(w付きの同情ありがとうございます。釣られた者の一人として、嘲笑してやってください。


正直なところ、(負け惜しみではなく)面白かったです。良質のどっきりカメラに引っかかったような、少々悔しいけど愉快な気分です。mumur2(っぷ)氏の文章の作り方は、(主張は異なるものの)同じ政治系ブログとして参考になりました。

*1:私自身は親韓派でも嫌韓派でもなく呆韓派を自任しています。この件は時間が出来たら近日中に詳しく論じたい。

*2:論旨と直接関係ない枝葉末節をあげつらって中傷するようなコメント欄の人々とはレベルが違います。

*3:mumur2氏のブログが「全体的にバランスが取れている」と評した覚えはないですよ。id:dslender:20060225#p1

ナベツネ若宮対談単行本化

今朝の読売新聞に、朝日新聞社『「靖国」と小泉首相』の広告が載っていました。緊急出版!だそうです。「論座」2月号に掲載され反響を呼んだ渡辺恒雄氏と若宮啓文氏の対談記事*1を本にしたもの。「資料も充実!」だそうです。


仕事の休憩中に職場近くの書店に行き、実物を手にとって見てきました。小ぶりで軽い本。中身は、「論座」の対談記事そのものに、豊富な語注と諸資料(小泉首相靖国関連発言集など)を付したような感じ。正直、「論座」2月号で対談を読んでいれば十分かな、と思いました。結局購入は回避しました。もう少し多彩な資料を載せるか、思い切って価格を下げれば、私も購入したかも知れません。

*1:id:dslender:20060114#p2とid:dslender:20060115#p1に私の感想を書きました

コピペミス

ああ、上の記事は前後の文脈と無関係な文で締められています。明らかに私のコピペミス。メインブログのエントリ来年からセ・リーグ「ポストシーズンゲーム」実施の冒頭が紛れ込んでしまいました。つまり、私がパソコンでブログを書く際、PC上の単一テキストファイル上に下書きしているにがばれてしまったことになります。