領土問題が簡単に解決するわけがない

日ロ首脳会談 共同声明見送りへ 「領土問題で困難」(朝日新聞)

 麻生外相は16日、ロシアのラブロフ外相と、釜山のホテルで昼食を交えて1時間余り会談した。日本外務省の説明では、21日に東京で開かれる日ロ首脳会談で合意を目指していた共同声明の作成について、両外相は「領土問題に対する双方の原則的立場が隔たっているために困難だ」という認識で一致。共同声明の発表は見送られる方向となった。

というわけで、21日に行われる日露首脳会談での北方領土問題進展はないことが確定しました。


一般に、領土問題はどちらかの国が譲歩しない限り、絶対に進展しません。現在は、国益を考えると、日露両国とも一歩も退けない情勢。将来的に内外の情勢に劇的な変化でも起きない限り、北方領土問題の“解決”はあり得ないでしょう。


ところで、北方領土問題に関しては、ここを開設する以前にメインブログに書いたことがあります。以下、ほぼそのまま転載しておきます。