杉村太蔵議員の反省会見

結局、杉村太蔵議員の独自所信表明は「反省会見」だったようです。個人的にはまたトンパチな発言を聞けるかと期待していたので、ほんの少し残念。
杉村太蔵議員「発言を反省」(ライブドアニュース)

先の衆院選比例区南関東ブロックから初当選した杉村太蔵衆院議員(26)が27日、東京都千代田区自民党本部で会見を開き、「自分でも予想していなかった当選で、国会議員の自覚も足りないまま無責任な発言を繰り返してしまった。大変反省している。有権者の方々、自民党に投票した方々、申し訳ありません。心からおわびします。一日も早く一人前の議員になれるよう精進していく」と語り、頭を下げた。
私の感覚では、当選直後の彼の発言は全く無問題。意外な当選への驚きを素直に表現する姿勢に好感すら持っています。だから、個人的には反省する必要皆無だと思うのですが、世間にはそう思わない人が多いようなので、反省しておくのが賢明でしょう。


もちろん、正式に議員になった今は、発言に十分に気をつけねばなりません。状況を読まない無思慮な発言は、たとえ筋の通った正論であっても失言扱いされるのが政治の世界です。
また、今後の政治活動のビジョンについても、「フリーター、ニート世代の代表として彼らの生の声を国会に届ける役割を果たしたい。若い世代がしらけず、あきらめず、将来に明るい希望を抱けるような政治を実現したい」と語り、「そのためにも今日から雇用政策、年金、教育問題を死ぬ気で勉強していく」と強調した。
今日のワイドショー辺りで「死ぬ気で勉強していく」に対し「死ぬ気で勉強しなければいけない人を立候補させる自民党は如何なものか」のような妙な言い掛かりをつける馬鹿コメンテータが現れそうな予感がします(テレ朝が可能性大)。新人議員なら誰でも必死で勉強するのはアタリマエ。下らないイチャモンをつける奴には政治を語って欲しくないです。現れなかったらすみません。