選挙が終わったので

私は選挙期間中には特定の政党や候補者の主張に関わることをネット上に書かないことにしています。書き方や解釈によっては現行法で禁じられているネットでの選挙運動に該当する可能性があるからです*1。同様の理由でどこに投票するつもりか明示してきませんでしたが、選挙が終わったので、少しばかり書きます。

小選挙区自民党の候補に投票することはかなり前から確定していました。主な理由は自民が公約する積極的な財政・金融政策です。経済政策の効果の有無を事前に評価することは極めて難しいとは言え、景気低迷が続く昨今、積極的に動いてみる価値はあるのではないかと思っています。

比例区は結構迷いました。私としては、大言壮語的なマニフェスト依存の民主党的な政治を受け入れられないこと、発言や組織が二転三転するいわゆる第三極政党は信用できないこと等の理由で、選択肢は自民と公明に絞られますが、どちらにするかは投票日直前まで決められませんでした。最終的には、自民圧倒的優勢の報道を受け、比例は公明に投票しました*2公明党については、特定宗教団体を母体とする故に敬遠する人が多い一方*3、支持者層の多くが素朴な平和主義志向であることは特筆に値すると思っています。自公連立が続く限り、公明党には万一自民党が暴走した際のストッパーの役割を果たしてもらいたいものです(そんな機会はないことを望みますが)。

*1:実際には匿名無名な私の書いたものに目を付けられることはないと思いますが…

*2:結局は前回や前々回の衆院選と同じです

*3:だから公明党の選挙運動のあり方は幾分変えるべきではないかと思っていますが、今回のテーマとは別の話。機会があれば稿を改めて論じたいところ