森氏の安倍氏温存論

今の政界は、昨日書いた永田寿康氏の話題で持ち切りですが、今日はあえて別な小ネタで更新してみます。

森前首相のファンとしては、これをとりあげないわけにはいかないでしょう。
森前首相:福田氏を有力候補との認識示す 自民党総裁選(毎日新聞)

 自民党森喜朗前首相は17日、TBSの報道番組「時事放談」の収録で、9月の党総裁選をめぐり、「ポスト小泉」に目される福田康夫官房長官について「表に立っていないのに、支持率が高いということはどういうことなのか。(国民は)政治に何か別のことを求めているのではないか」と述べ、有力候補の1人との認識を示した。

 一方で、国民的人気の高い安倍晋三官房長官に関しては「(来年の参院選は)勝っても大きく伸びないし、過半数も取れない。(次期総裁は)やりたいという人がやればいいと思うが、安倍君という人材は大事にしたい」と語り、改めて安倍氏温存論を展開した。

森氏は以前から安倍氏温存論を唱えています*1が、望ましいと思う候補者を具体的に名指ししたのは初めてかも知れません。


森派が候補者を福田氏で一本化できるなら、十分な党内支持を得られる可能性は高いでしょう。ただ、当の福田氏はガチで意欲が無いように見えるのですが……

*1:id:dslender:20060113#p2